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オーツ麦のβー1/3,1/4グルカンの評価

  • 投稿者 : admin
  • 2011年8月12日 1:39 PM

オーツ麦のβー1/3,1/4グルカンの評価

血糖・血圧降下作用で再評価という記事が目にとまったのでご紹介します。
米国で注目を集めるオーツ麦の可溶性食物繊維というタイトルで。
キノコ類に含まれるβー1/3,1/6グルカンの臨床研究が進む中、オーツ麦に含まれる可溶性食物繊維(βー1/3,1/4グルカン)が、にわかに注目されている。米国では、栄養補助食品健康教育法に基づき「1日3gのオーツ麦可溶性食物繊維の摂取は、冠動脈心臓病のリスクを低減する」といったヘルスクレームが許可されている。この背景には、オーツ麦が欧米では幅広く親しまれている食品である事に加えて、これまでの研究で、可溶性食物繊維が血中脂質濃度に影響を与え、心疾患リスクを下げる事が科学的に証明されている点がある。
例えば、血清コレステロールへの影響を調べた試験では、オーツ麦抽出物摂取群は血清総コレステロール及びLDLコレステロールレベルが、コントロール食群に比べ有意に低下。ほかにも血糖値改善効果、血圧降下作用、免疫増強効果などが動物実験レベルで確認されている。
米国の受託試験会社が実施したオーツ麦抽出物のグルコース、インシュリンレスポンスに及ぼす影響をみた臨床試験では、軽度高コレステロール血症の被験者(男性7人、女性16人)にコントロール食を1週間摂取させた後に、低(1%)あるいは高(10%)βーグルカンを含むオーツ麦抽出物をクロスオーバーパターンで、それぞれ5週間摂取させた。その結果、グルコース負荷試験において、グルコースレスポンス及びインシュリンレスポンスは、オーツ麦抽出物摂取群で、コントロール食群のレベルから有意に低下した。又その効果は低(1%)βーグルカン食群よりも高(10%)βーグルカン食群でより大きかった。
また、ミネソタ医科大学ではオーツ麦シリアル(可溶性βーグルカン含有)摂取による血圧に及ぼす影響を臨床試験で検討した。軽度の高血圧症の男女18人に対し、オーツ麦シリアル(βーグルカン/1日5.52g)を6週間摂取後に血圧の変化を分析した結果、有意な血圧降下(収縮期ー7.5mmhg、拡張期ー5.5mmhg)を観察、総コレステロール(9%)、LDLコレステロール(14%)も有意に低下した。というものです。
2007/03/08

kasai at 11:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!食物繊維